【動画】「Anji」をゆっくり弾いてみました [Anjiの弾き方] [6.ソロギター演奏関連]
フィンガースタイルのインストロメンタルギターが好きなアコースティックギターファンであれば誰しも一度は挑戦したいと思う曲「Anji(アンジー)」の弾き方について、動画を交えて解説。 楽譜の比較も。
サイモン&ガーファンクルのライブアルバムに収録されていたインスト曲「アンジー」の動画を先日アップしましたが、その後YouTubeにある「Anji」の動画をいろいろとチェックしていくうちに、もともと最初に覚えたサウンド・オブ・サイレンスに収録されているヴァージョンの「Anji」をきちんとコピーしていないことが気になり始めました。
そこで、初心に帰って指使いを見直してみることに。
ひとしきり練習した後、ポールの演奏(サウンド・オブ・サイレンスに収録されている「Anji」)を半分のスピードで再生しつつ、それを合わせてギターを弾いているところを動画撮影してみました。再生速度を下げると、細かいハンマリングやプリングの音が聞き取れるようになります。
曲のエンディング手前の部分は、手持ちの楽譜(「アコースティック・ギター・マガジン vol.19」、「サイモン&ガーファンクル・サウンド」)の2冊ともグリス・ダウンのスライドが入っていないのですが、スピードを落として再生すると6弦7フレット(カポ2フレット=0フレット基準として表記)からグリス・ダウンしているように聴こえるので、この方法で弾いてみました。(上の動画で 4:10 のあたりです)
具体的な弾き方は、
2弦3フレット ~ 5フレットへのスライド → 1弦解放音 → 1弦解放と2弦5フレットを同時に鳴らす → 3弦7フレット → 3弦5フレット → 6弦7フレット~グリス・ダウン → 6弦解放音
の順にしています。オレンジ色の部分が楽譜と弾き方を変えている場所になります。
サイモン&ガーファンクル・サウンドの楽譜
アコースティック・ギター・マガジン vol.19の楽譜
自分がコピーにトライした高校生当時、タブ譜とにらめっこしながら音を拾ってもさっぱりアンジーの曲らしさが出てこないので、弾き方が果たして本当に正しいのかどうかが分からず、「Anjiをゆっくり弾く動画があればなぁ・・・。」と切に感じたものです。
これからコピーする方の参考になればと思い、動画をアップしてみました。
完全なコピーではありませんが、弾き方の参考にしていただければ幸いです。
【関連ページ】
【動画】「Anji」の弾き方 ~『Live from New York City 1967』バージョンを中心に~
【ソロ・ギター練習方法のご紹介】
自分が取り入れているソロ・ギターの練習方法は、まず曲をゆっくり弾いて指使いを体に染み込ませ、次にテンポを徐々に上げていく、というやり方。
わたしの使っているMP3プレーヤーは、再生速度を遅くしたり速くしたりできます。(Cowon D2tv) スピードを50%(半分)に落として再生し、それを聴きながらゆっくり弾きながら音を拾っていきました。
ポールの演奏には、リズムが微妙に変わったり、右手の指を弦に叩きつけるように弾いているために、どうやって弾くのかはっきりしない部分があります。わかりにくい部分は、MP3プレーヤーで部分繰り返し再生を繰り返しながら音を探してみました。
D2tvの外観
Cowon D2は画面上のバーにタッチすることで、曲の途中からの再生が簡単にできるので、ギターのコピーに便利。また、特定区間の繰り返し再生もできます。
黄緑のバーにタッチすると、曲の途中から再生可。
曲中の特定区間を繰り返し再生中。
【MP3プレーヤー:Cowon D2を選んだポイント】
MP3プレーヤーといえばiPodがダントツの人気ですが、音質、曲の管理、再生機能、再生時間を考慮してCowon D2を選んでみました。今は次世代機のCowon D2+(Plus)が発売されています。
・気に入っている点
①.曲の管理が容易。これまでパソコンにコピーしたウインドウズ・メディア・プレーヤーの音楽ファイルをコピーするだけで音楽を聴けます。
②.通常の外付けメモリーと同じ感覚で曲のコピーや管理ができるため、iTunesのような専用ソフトを使わずにサクサク曲の管理ができます。
③.音質がよい。(なお、自分はウインドウズ・メディア・プレーヤーに曲を取り込む際に、最も圧縮率が低くなるよう設定しています。)
④.その他
・再生時間が長い。(音楽で52時間連続再生!)
・SDカードの増設が可能。
・動画が見られる。
【参考リンク】
・ Cowon D2+(Plus)
COWON プレミアムMP3 Player D2P-16G-BK
- 出版社/メーカー: コウォンジャパン
- メディア: エレクトロニクス
COWON ワンセグマルチメディアプレーヤーD2TV-4G-BL
- 出版社/メーカー: コウォンジャパン
- メディア: エレクトロニクス
※自分はこちらを使っていますが、最新版のD2+の方が記憶容量が大きく、かつ価格が安くなってますね。。。