アメリカン・ルーツ・ミュージック 奥 和宏 著 [1:演奏技術およびギター関連]
アメリカ音楽とそれにまつわる楽器の歴史がまとめられています。もちろん、ギターの歴史もきっちりと調べてありました。
弦楽器の栄枯盛衰をみると、1921年まではマンドリンの生産が盛んで、その後ギターの生産が盛んになりました。
フォークギターについては、当初の指で弾くスタイルから、フラットピックでガンガン叩きつけるスタイルに変わり、用いられる弦も音量を稼ぐためにガットから鉄弦に変わり、それが現在まで続いています。
ここ最近まではドレッドノート・ボディのギターが人気でしたが、フィンガーピッキングによるソロ・ギターブームを受けていろいろなタイプのギターが出てきているので、今後はどういうギターが主流になっていくのか、楽しみなところです。