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バイオリン おもしろ雑学事典 奥田佳道著 [1:演奏技術およびギター関連]

ギターもバイオリンも同じ弦楽器なので、楽器構造と音の関係についてチェックしながら読んでみました。

バイオリンは歴史のある楽器ですので、時代の要求に合わせて音質や構造が変化していることを初めて知りました。


 


<ノート>

・音をずらす
音楽的効果を考えて、多少音程をずらす。
コンチェルトなどで、わざと音程をほんの少し高めにとって、オーケストラに沈んでしまわないようにする。


・バイオリンの発達
バイオリンはサロン楽器からホール楽器へ改造された。
①強い音を出すため、張力を高める設計に変更。ネックに角度がついた。
②駒が高くなった。
③バスバーが大きくなった。
④魂柱が太くなった。
⑤ピッチが高くなった。


・バロックバイオリンとモダンバイオリン
バロック・バイオリンは「語る楽器」、モダン・バイオリンは「歌う楽器」


・ニスの役割
ニスを塗ることで音の振動を際立たせる。


(2008/3/4記)

 


 

知ってるようで知らない バイオリンおもしろ雑学事典

知ってるようで知らない バイオリンおもしろ雑学事典

  • 作者: 奥田 佳道
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2007/07/26
  • メディア: 単行本