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『謎解き音響学』山下充康著 [3:音響関連]

音の原理にはじまり、音をめぐる機器、音に関するトピックスなど幅広く話題が取り上げられています。

音に興味があれば楽しんで読めると思います。

わたしは絵を見るのが好きなのですが、「風景画の中に音を想い起こすような情景が描かれている」という一節を読んで、ハッと気づかされるものがありました。



<ノート>

・人の耳の特性
人の可聴レベルは 20~20kHz。3500Hz付近が極大値。耳はこの周波数領域に敏感。鈍感なのは低音領域。

・日本人の音感性
日本の伝統芸能の音は「間」(ま)が大きな役割を演じている。

・浮世絵の中の「音」
風景画の中には、音を想い起こさせるような情景が描きこまれている。

(2007/11/16記)


謎解き音響学

謎解き音響学

  • 作者: 山下 充康
  • 出版社/メーカー: 丸善
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 単行本

 

 

 

 



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